えのキングの投資日記

日本株投資日誌

11/17(火)

昨日の日経 25906 +521.06の大幅高!
7-9のGDP速報が予想より良かったというのを好感したという観測記事も多いが、年率換算 +21.4% 前期比 +5.0% 前年同期比 ̠-5.8%という数字で、去年の同じ時期と比べるとマイナス5.8%というのが現実です。
非常事態宣言から経済を回すフェーズにはいっているのですから前期比リバウンドがあるのは当然と思われます。
本日 日経を大幅上昇に導いたのは、やはり需給と考えます。
日経平均の10%の寄与度を持つファーストリテイリング(9983)の信用倍率は0.15% 日証金ベースで3.2円の逆日歩が付いています。昨日高値をとった東京エレクトロン(8035)は0.55円の逆日歩が付いています。売り方にとっては買い戻さる得ない状況と思います。

米国市場もモデルナのワクチンの最終治験で94.5%の有効性が得られたとの発表を受けNYダウ史上最高値更新!

ナスダックは小幅高に終わっており、本日の日経も昨日同様の景気敏感株の物色が続くと思われます。

しかしながら、モデルナの話が出た割には、10年国債利回りは0.901%で11/9のファイザーの時よりインパクトはない。

昨日の野村のリポートによると、CTAの損益分岐点は1.02%とのこと。損益分岐を超えると買い持ちを解消する必要に迫られ債券売りに拍車がかかる。金利上昇は日本の景気敏感にとってはプラスだがグロースにはマイナス!
昨日の反応であるなら、セクターローテーションが一気に進むというよりは、しばらくは物色対象がいったりきたりになるのではと思います。