えのキングの投資日記

日本株投資日誌

2/25(木)

2/24日経平均29671.70円 

     -484.33円(-1.61%)でした。

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日経平均 寄与度ランキング

 

東証1部の騰落銘柄数は値上がり605/値下がり1523
売買代金は3兆4613億円でした。
業種別では空運や不動産、倉庫・運輸などが上昇した一方、電気機器や精密機器、情報通信などが売られる展開になりました。
個別では、一部地域の緊急事態宣言解除を期待してでしょうか、JAL(9201)ANA(9202)HIS(9603)ルネサンス(2378)TKP(3479)などが急騰しました。
ファーストリテイリング(9983)も本日は日経平均が安い中2%の上昇を見せています。
反面 ソフトバンクG(9984)が5%を超える下落で、1銘柄で日経平均118円下げています。
その他、東京エレク(8035)レーザーテック(6920)SCREEN (7735)など半導体関連が売られ、キーエンス(6861)やファナック(6954)など値嵩株も大幅下落しています。

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日経平均 日足 ボリンジャーバンド ストキャスティックス

日経平均は、少し前から上値が重い形になっていましたが、本日 一気に下抜けてきました。
上記のボリンジャーバンドをみても、あっさり+1σ(29883.30円)を下抜けています。
早期に回復することができなければ、センターラインの25日線(29101.35円)あたりまでの調整があってもおかしくない形になっています。

しかしながら、私自身は、今週 来週は調整含みかもしれませんが、ひととおりポジション調整が終われば、3月SQにむけて切り返す動きがあるのではないかと感じています。

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注目されたパウエル議長の公聴会の証言も、インフレ懸念について「物価上昇が長続きするとは予想していない」と長期の金融緩和を改めて持続する方針を述べました。
証言が伝わり、ナスダックも落ち着きを取り戻す形で下ヒゲを形成しています。
もちろん、米長期国債利回りは、証言後も高止まりしていますので、予断をゆるさない状況ですが、いまの水準では、まだショックが発生する水準ではないと思われます。
(1.5%を一気に超えてくればヤバイかも)

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ゴールドマン 日経オプション手口

上記はゴールドマンの2/22までのオプションの手口ですが、30000円のコールを1572枚売り建てしていることがわかります。(先物は買い越しをしています。)
本日の手口で、もしコールが解消される動きがあれば、コール売りで、たっぷり利益をとりメジャーSQにむけて先物買いのポジションをいかすために買いを仕掛けてくると思います。

もちろん、ゴールドマンの動きがすべて正しいわけではないですが、本日の下落局面でも全面安というわけではなく売買高も3兆を超える高水準です。

仮に、下落が始まるとしても、今のタイミングではなく、いったんの上昇を試す動きになるのではないかと考えています。