2/25の日経平均は30168.27円
+496.57(+1.67%)でした。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1383/値下り707でした。
売買代金は2兆9211億円。
業種別ではゴム製品やその他製品、金属製品が強い上昇。小売、電気・ガス、医薬品の3業種が下落しました。
個別では、前日大きく売られた村田製作所(6981)やレーザーテック(6920)などが反発。もはや、無双状態のファーストリテイリング(9983)、上場来高値をつけた東京エレク(8035)、昨日の大幅下落したソフトバンクG(9984)ファナック(6954)などが上昇しました。この4銘柄だけで、日経平均を252円引き上げています。
反面、前日強く買われていたHIS(9603)やルネサンス(2378)が反落。鈴木修会長が退任を発表したスズキ(7269)が3%を超える下落になっています。
日経平均は想定通り切り返しました。
1日で+1σ(29965.52円)を奪回しています。
おそらく+1σを支持線としてヨコヨコ。 ストキャスティクスにゴールデンクロスが見られる動きになれば、3月SQにむけて31000円トライかと思います。
日経平均は30000円を超える動きなのに、自分の持っている銘柄はちっとも上がらない。そんな風に思っている投資家は意外に多いのではないかと思います。
上記は、ここ1か月買われた銘柄と売られた銘柄の一覧表です。
これらの共通項はなんでしょうか?
答えは、コロナで打撃を受けた銘柄とコロナで恩恵を受けた銘柄であるということです。
要するに、コロナで大きく減収になった旅行関連やレジャー関連が買われ、コロナで大きく売上を伸ばしたテレワーク関連やオンライン診療関連が売られているということです。
言うまでもなく、ワクチン普及を見据えてアフターコロナを想定したリターンリバーサルが起こっているということです。
では、今後もこの動きが続くのでしょうか?
リバーサルも織り込んできているのではないでしょうか?
恐らく、アフターコロナを見据えたリバーサルは続くと思われますが、継続して買われる銘柄とそうでない銘柄の選別がされていくと思います。
上記は、コロナの打撃を受けた銘柄で、現在リバーサルが起こっている銘柄のイメージ図ですが、銘柄Aはコロナ前から売上が落ちてきている銘柄で銘柄Bはコロナ前は順調に売り上げを伸ばしてきた銘柄を示しています。
現状は、AもBも買われてきている状態ですが、これからは銘柄Bのような銘柄が選別されていくはずです。
上記は銘柄Bに該当するリバーサル継続が期待される銘柄です。
空運 鉄道 レジャー インバウンド関連が該当しています。
反対に上記は銘柄Aに該当する、リバーサル失速リスクのある銘柄です。
外食や紳士服 ネットにシェアを奪われている小売などが該当しています。
ご参考にしていただけたらと思います。