3/1の日経平均は29663.50円
+697.49(+2.41%)でした。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1931/値下り229でした。
売買代金は2兆4773億円。
業種別では全業種上昇。中でも動きがよかったのがパルプ・紙や情報・通信、建設。動きが限定的であったのが陸運、海運、鉄鋼でした。
個別では日経平均の寄与度の高いソフトバンクG(9984)ファーストリテイリング(9983)が大幅高です。村田製作所(6981)や日本電産(6594)などの多くのハイテク株も買いを集め、本社売却観測の流れたリクルートHD(6098)も物色される展開でした。
以前有望セカンダリーで紹介したIPO Coly(4175)も本日ストップ高しています。
反面、HIS(9603)やTKP(3479)など、コロナ鎮静後に回復が期待される銘柄が大幅安。リミックスポイント(3825)やマネックス(8698)などの仮想通貨関連も売られています。
日経平均は反発し25日線(29216.71円)を回復しました。
しかしながら、下降する5日線(29725.10円)は上回ることができず、明日に持ち越しになっています。
MACDの下向きのヒストグラム(-150.06)も、明日以降マイナス幅を縮小できるかが、1/29のロビンフットショックからの立ち直りのパターンになれるかを見極めるうえで注意しておくといいと思います。
あと、注意すべきは日経VIです。ロビンフットショックの時にも日経VIが跳ね上がりましたが、その後日経VIが下落することにより、事なきを得て、上昇トレンドを描いています。
今回も同様に日経VIが30まで跳ね上がりましたが、その後鎮静化できるかがカギになります。(現在26.24 3/1 15:20)
なぜならば、日経VIの短期 中期 長期の移動平均が上向きの際、なにかしらのVI急上昇がおこると大きな下落要因になるからです。
上記の通り、現状は5日線 25日線 75日線も上向きになっています。
上記は見にくくて恐縮ですが、実は120日線も上向き始めています。
上記はチャート上の①~⑦の120日線が上向きのなか日経VIが急上昇したときにおこったイベントです。
いずれも、日経平均は急落しています。
現状も日経VIが短期 中期 長期とも上昇トレンドにあり、今回 日経VIの急上昇が継続すれば、思わぬ急落につながる恐れもありますので注意が必要です。