3/3の日経平均は29559.10円
+150.93(+0.51%)でした。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1338/値下り776。
売買代金は2兆4664億円でした。
日経VIは23.23 -1.69(-6.78%)
業種別では鉄鋼や非鉄金属、空運が大幅上昇です。下落したのは電気機器、その他製品、サービスの3業種のみでした。
個別では、神戸鋼(5406)JFE HD(5411)日本製鉄(5401)など鉄鋼株が急伸しました。
ホンダ(7267)SUBARU(7270)日産(7201)など自動車株も物色されています。
武田(4502)がワクチン関連のニュースで買われ、月次が好感されたABCマート(2670)や良品計画(7453)も上昇しています。
反面、日本電産(6594)信越化学(4063)東京エレク(8035)などの多くのハイテク株が売られる展開で、
COLY(4175)やWACUL(4173)などの直近IPO株も手仕舞い売りに押されました。
日経平均は25日線(29277.25円)上をキープ。
本日引け値で5日線(29553.01円)も回復しています。
明日以降も5日線上をキープしながら上昇トレンドを描けるかがカギになりそうです。
トレンドが出るのは来週のSQ週からと考えますが、本日のように、バリュー系の多くの銘柄が物色される傾向が継続できれば、30000円の早期復帰もありえると思います。
さて、本日は今日からブックがスタートしたIPOの
i-Plug(4177)のデータを載せておきます。
大和証券主幹事ですので参考にしてください。
コロナ不況で打撃を受ける就職戦線ですが、採用方法がオンラインに移行したことで、そこに特化している同社には思わぬ追い風が吹いている状況です。
通常は学生から企業に働きかける就職活動ですが、同社のサービスは企業側から案内を送付し、学生がそれに応じることによりスタートします。
したがって、学生は毎年入れ替わりますが、同社のサービスは企業側から継続的に使用される傾向があるようです。
吸収金額は15億程度で需給はタイトになることが予想されます。
公開価格の1.5倍でロックアップ解除になる株数は42.5万株と公開株数の7割にのぼりますが、うち30万株はニッセイキャピタルが握っています。
気配上限までひっぱり、VCが売却することにより値段がつくパターンが予想されます。
初値予想は6000円~7000円が有望で、値段によっては短期狙いのセカンダリーもありかと思います。