えのキングの投資日記

日本株投資日誌

4/9(金)

4/8日経平均29708.98円 

       -21.81(-0.07%)でした。

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日経平均 寄与度ランキング

東証1部の騰落銘柄数は値上がり285/値下がり1883
売買代金は2兆5444億円です。
日経VIは17.41 -0.78(-4.29%)
VIXは16.94 -1.18(-6.51%)
業種別では海運その他製品機械などが上昇。反面、空運銀行繊維などが下落しています。
個別では、日立による株式売却観測が伝わった日立金属(5486)が大幅高。
日経平均寄与度の高いファーストリテイリング(9983)東京エレク(8035)などがしっかり。
キーエンス(6861)任天堂(7974)など値嵩株にも買いがはいりました。
値動きを求めた資金が直近IPOに向かい、ファブリカ(4193)ウェルスナビ(7342)スパイダーP(4192)などが商いを伴い上昇。シキノハイテック(6614)ベビーカレンダー(7363)も早々の信用規制解除観測で値を上げています。
反面、昨日ストップ高した東芝(6502)はCVCの買収価格が5000円という観測報道がでたものの、原子力事業を手掛ける同社は外為法の審査対象になりうること。社長がCVC出身であることから利益相反になる可能性などが指摘され小幅安に終わっています。
その他、暗号資産急落を受けマネックスG(8698)が大幅下落。
東京でも「まん延防止等重点措置」が敷かれる見通しからJAL(9201)三越伊勢丹(3099)ラウンドワン(4680)などレジャー関連にも幅広く売りが出ました。
その他、今期が最終減益見通しになったウエルシア(3141)や前期の着地が計画を下振れたハイディ日高(7611)などが大幅安しています。

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日経平均 日足 

 日経平均は小幅安。昨日と逆で値下がり数が多いにも関わらず、寄与度の高い銘柄群の上昇のおかげで小幅安で終了しています。
引け後、ファーストリテイリングの決算が、税引き前4%上方修正 2期ぶりの最高益更新の発表をしていますが、悪くはないもののインパクトにはかけるため、明日の株価がどのような反応をするのか要注目です。
SQは、やはり29750円から29900円あたりで決まると思います。(オプションで入院代が稼げそうです)
SQ後は売買代金がコンスタントに3兆円以上できる状態にならなければ、上値追いは難しいと思います。
期待している外人買いもアルケゴスが尾を引いているのか、今一つの動きです。
当面 25日線(29406.13円)上を維持できるかが焦点になりそうです。

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さて、一部の動きで小型株が物色される傾向が見えるので、本日はrakumo(4060)を紹介します。

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同社はグーグルやセールスフォースのクラウドを基盤にして、業務効率化ソリューションを提供する会社です。
例えば、ラクモカレンダーに出張先を入力すれば、自動的に交通機関の乗り継ぎが検索され出発時間が記録されます。また、出張の認可や出張費の領収など自動的に登録されるといった具合です。
私がこの会社に目を付けたのは、販売コストの安さと契約の伸び率です。
販売は自社HPと100社以上ある販売パートナーが請け負います。
グーグルやセールスフォースは使用者が非常に多いため、他の会社がビジネスをすすめる時、ラクモを紹介契約すれば手数料がもらえるという形です。
ウェルスナビもそうですが、販売は他社が勝手にやってくれる形になり、人件費や広告費などの費用はかかりません。
優れたサービスがあっても、人件費や広告費で、なかなか黒字にならない会社は山ほどあります。
そして、その伸び率は新規契約が月間100社近くあり、契約社数は2000をこえてきています。
解約率は1%未満で、売上の80%以上がサブスク方式で安定収益が積み上がる形です。
ベトナムに子会社を持ち、将来的には海外展開も期待できそうです。
4/1にいちよし証券がレーティングA 目標株価3500円で設定しています。
昨年10月に4000円あたりから上場し、VCの売りもあり底値を這っていますが、ぼちぼち動いてくるのではとかんじています。