えのキングの投資日記

日本株投資日誌

6/16(水)

6月15日 相場概況

日経平均 29441.30円 +279.50(+0.96%)
TOPIX  1975.48Pt  +15.73(+0.80%)
マザーズ 1204.63Pt  +5.91(+0.49%)

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日経平均 寄与度ランキング

東証1部の騰落銘柄数は値上がり1219/値下がり841
騰落レシオ(25日)101.83
売買代金 2兆3725億円

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日経平均 日経VI VIX

日経VI 17.38 +0.09(+0.52%)
VIX  16.31 +0.66(+4.22%)
6/15 16:36現在

業種 医薬品金属製品精密機器など上昇
   空運証券・商品先物鉄鋼など下落

個別 トヨタ(7203)
1949年上場来 初の1万円を突破。エーザイ(4523)も一時7%を超える上昇になっています。
ナスダックの高値更新を受けて、レーザーテック(6920)東京エレク(8035)など半導体関連が買われ、NEC(6701)5%を超える上昇になっています。
昨日 ストップ高三井ハイテック(6966)が連日の大幅高で上場来高値を更新し、3Qの決算を好感したLinK-U(4446)も急伸しています。
その他、上方修正を好感したセルソース(4880)ヤンセンファーマ社と治験製品製造のための細胞調整に関する契約を締結したと発表したメディネット(2370)ストップ高しています。

反面、指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)ソフトバンクG(9984)軟調
任天堂(7974)エムスリー(2413)などのグロース株も売りに押されています。
JAL(9201)ANA(9202)の空運大手も利益確定売りに押されて、大幅安に沈んでいます。
3Qで通期計画を超過したプレミアアンチエイジング(4934)は見通し据え置きが嫌気され14%を超える下落。全市場売買代金トップ10に入る大商いになっています。
その他、今期営業赤字に転落する見込みで、株主優待も中止したパーク24(4666)が急落し、CS目標株価を7200円→4200円に引き下げたHENNGE(4475)11%を超える下落に沈んでいます。

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日経平均 日足 MACD

日経平均は続伸!
序盤から買いが優勢となり、一時心理的節目の29500円に迫る勢いでした。
その後は、29400円台で一進一退になったものの、昨日上抜けた75日線(29116円)上は維持しており、25日線(28624円)も上向きに転じています。
日本で時価総額の一番大きなトヨタ10000円を超えてくるという象徴的な出来事が発生した意味合いは大きく、今後、眠っていた資金を揺り動かすきっかけになるかもしれません。
ただ、需給関係では、相変わらず、主要プレイヤーのヘッジと思われる下値目線の手口も出ており、米国FOMC日銀政策決定会合をきっかけとして、揺さぶってくる可能性も残されていると思われます。
戻り売り圧力の高まる29500円を回復し、5/1029685円を抜けてくる動きになれば、30000円トライの動きに拍車がかかると思います。

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さて、本日は大和で参加できるIPOBlueMeme(4069)を紹介します。

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仮条件 2400円~2820円 初値予想3700円~4300円
システムの受託開発が主力で、ローコード開発アジャイル開発の手法を組み合わせています。
ローコード開発とは、作業のほとんどを最新の技術を用いて自動化するというもので、技術者の養成も1/10で済むといわれるものです。
通常、技術者の養成には現場経験が3年~5年必要ですが、同社の開発では3か月~6か月で済みます。そのためか、同社のエンジニアは文系出身のほうが多いとのことです。
一方、アジャイル開発とは、反復的に変化を取り入れながら意思決定する方法で、従来のシステム開発は見積が甘ければ、受託サイドの責任となり赤字のプロジェクトになることもありましたが、このアジャイル開発は、時間に対してのみ義務を負う派遣契約に近く、リスクは発注元が負うため赤字になりにくいという特徴があるようです。
ローコードアジャイルはSI業界で注目されている技術で、同社によると、この技術に特化している上場会社は同社以外にないとのことです。
一方、公開規模は最大28億円とそこそこの規模になっており、上場する6/29は4社同時上場になり、資金分散する可能性があります。
ファンドの出口案件でもあり、ロックアップ解除価格が近づけば売却してくることもあり得ます。
資金が分散され、想定初値より安く寄ってくるようなら、短期狙いのセカンダリーもありかもしれません。