えのキングの投資日記

日本株投資日誌

3月25日(金) インド関連に注目 BEENOS(3328) Gunosy(6047) スズキ(7269)他

3月24日(木)

【相場概況】

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日経平均 寄与度ランキング

東証一部の騰落銘柄数は値上がり1097/値下がり977
騰落レシオ(25日) 104.25%
空売り比率 43.0%
売買代金 東証一部 3兆1574億円
     マザーズ 1508億円

恐怖指数

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日経平均 S&P500 日経VI VIX

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【業種】

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【個別】
自社株買いを発表したトヨタ(7203)や、ヤマハ発動機(7272)が大幅高になっています。

原油価格上昇を背景にINPEX(1605)が買われ、商品市況関連大阪チタニウム(5726)や大平洋金属(5541)住友金属鉱山(5713)などが大幅高になっています。

通期の利益見通しを引き上げたアルメタックス(5928)が買われ、米国のメーブルとパートナーシップを締結すると発表したBlueMeme(4069)が急伸しています。

いちよし経済研究所新中期計画は前回から大幅上方修正の内容としてレーティングを「B」→「A」に引き上げたトリケミカル(4369)が大幅続伸し、滲出型加齢黄斑変性を対象とした臨床試験において、視力および網膜組織構造の改善に有効との総合報告を発表したリボミック(4591)ストップ高まで買われています。

反面、統合コンテナ船事業会社ONEの事業説明が失望を呼んだとの見方で日本郵船(9101)商船三井(9104)川崎汽船(9107)の大手海運がそろって7%を超える大幅安に沈んでいます。

長期金利急落を受けて、三菱UFJ(8306)が売られ、九州FG(7180)西日本FG(7189)など地銀株も軒並み売り込まれています。

三菱UFJMS目標株価を730円→660円に引き下げた大和証券G(8601)が大幅安になり、3月の月次がさえなかったニトリHD(9843)も売られています。

下方修正を発表した児玉化学(4222)特損計上最終赤字見通しとなったミツバ(7280)が大幅安になっています。

テクニカル分析

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日経平均 日足 MACD

日経平均は8連騰!

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上放れの並び赤

足形は「上放れの並び赤」という、非常に珍しい形状になっています。
酒田五法では、陽線が並んだ翌日に、上寄りすれば、更なる上昇の前兆ということになり、明日の相場は要注目になります。

日足では5日線(27371円)25日線(26352円)75日線(27485円)すべてが上向きに転換しており、本日で週足の26週線(28059円)もキャッチアップしてきています。

明日、目前にせまる200日線(28278円)を捉える動きになれば上昇トレンドはより明確になってきます。

需給関係では、今週は月曜が休日であったため、明日発表になる「投資家別売買動向」に注目です。


海外投資家が大幅買い越しに転じていれば来月以降の継続買いに期待をつなぐことができますが、信託銀行主導の買いであった場合、3月末を控えた季節要因ということになります。


そうなれば、時間の経過とともに買い圧力が減少されることになると思われますので注意が必要です。

【本日のトピック】

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さて、検討することが、あまりに多すぎて、なにを検討するか検討している岸田内閣ですが、選挙対策だけは余念がないようです。

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インフレ対策と言えば聞こえはいいですが、単なるバラマキに終始するのであれば、インフレ問題を隠匿するだけで、何の対策にもなりません。選挙対策以外のなにものでもないでしょう。

どうせなら、省エネ家電の買い替え推進とか、家庭用の蓄電池普及推進とか、消費が推進されるような政策をだしてほしいと思うのですが・・・

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そんな中、マーケットで唯一話題になっているのが、「インド投資 5年で5兆円」という気前のいい政策です。

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インドにとっては、まさに「渡りに舟」であり、岸田首相は熱狂的に歓迎されたようです。
(それでも、モディは対露協調に言及しなかったようですが・・・)

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インド関連銘柄

インド関連銘柄といえば、上記のような銘柄が該当するようです。

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その中で、本日物色の動きが見えてきたのが上記の銘柄群です。

BEENOS(3328)

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同社はインド最大のオンライン自動車流通プラットフォームを運営するDroom社など、複数のインド企業に出資しています。
インド関連の小型材料株として物色される動きがでてきています。

Gunosy(6047)

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同社はインドで若者向けにキャッシュレス決済・少額デジタル融資・クレジットカード発行サービス「Slice」を提供するフィンテック企業GaragePreneurs社など、複数のインド企業に出資しています。
同社は今年2月にGaragePreneurs社へ追加投資しており、持分法適用関連会社になる見込みですが、GaragePreneurs社は昨年時価総額が10億㌦以上となり、ユニコーン企業の仲間入りを果たしています。
その評価額を考慮すれば、同社の時価総額は安すぎるという見方もあるようです。

ほかにも、わかりやすいところではスズキ(7269)あたりは物色されてくるかもしれませんね。

参考にしていただければ幸いです。